NHK「知ってる!?4歳児のヒミツ」で分かる3者関係を形成する時期

5ac63a5f7b26a139a4d4ba5e589dfdf5_s

「知ってる!?4歳児のヒミツ」を子育てしているお父さん、お母さんには見て頂きたい番組です。 放送は、NHKにて2019年3月16日(土)18:05~18:40でした。再放送予定が現地点では予定されていないので、NHKオンデマンドで配信されていたら見て頂きたい、とても興味深い面白い番組です。

出演は、園に通うと想定された4歳児10人(男5人、女子5人)と2人の先生(もりぐち先生とやまぐち先生)です。 子どもたちは、男の子が、ぶんたくん、あらたくん、えにしくん、とうやくん、さいとくん。 女の子が、ゆりちゃん、ゆうなちゃん、せいらちゃん、はるちゃん、あおいちゃんです。 男女10人、子供といえども何か、ドラマが起きそうな予感です。

でも、安心してください。 民放ドラマのような、男女の恋愛模様などは一切なく、純粋な子供たちのキラキラした感情が映し出されています。 場面ごとには、ほのぼのした子供たちの何気ない本音だったり、子供さんのご両親が出演されていて自宅でも素顔が自然に出ていて、ほっこりできつつ、育児への興味や関心が深まるないようです。

そんな10人の子どもたちのやり取りに対して、乳幼児教育学を専門とされる高島先生と大豆生田先生、発達認知神経科学を専門とされる平木先生方々です。

子供たちの起こす行動を専門的に分析され、納得できる解説付きです。 そんな自由な子どもたちの様子にコメントされているのが、女優の麻生久美子さん(6・2歳のママ)と澤部佑さん(4・2・0歳のパパ)の出演です。

4歳の時期とは、今まで2者関係(私とあなた)から3者関係を構築する、いわば人間関係を意識する時期だそうです。 この3者関係を意識しながら番組を見ると、子供たちの交渉術やおもいやりなど、沢山のことを学べますし、子供の謎な行動や気持ちも理解できるかもしれません。

場面1:相手の気持ちを考えられる4歳児

シャボン玉で遊べないぶんた君が号泣しているところに、すかさず介入してきたのがせいらちゃん。みんなに声をかけ、ぶんた君にシャボン玉を貸してあげるように提案する行動をします。結果、えにし君がぶんた君にシャボン玉を貸してあげ、一件落着! 3歳児と違って、4歳児は大人の介入がなくても、相手を思いやって、譲り合いができるんですね。

場面2:人には興味があるがどうすればよいかわからない4歳児

お互いに一緒に遊びたいだろうと意識する、ゆりちゃんとはるちゃん。 だけど、いざ一緒に遊ぼうという場面になると、お互いに目線も合わせないし、向きあいもしない。 さっきまで遊ぼうって気持ちだった2人なのに、ナゾ。 これは、4歳児には、人との距離感がつかめていなかったり、距離を縮める術を持っていないからなんだとか。 でも、お互いに一緒に遊んだ!という気持ちはあるらしいです。

場面3:見ているだけでも立派な参加

人の行動から学べるのが4歳児 亀を見たら大抵の子供たちは触るのですが、一方で怖くて触らない子供や近づかない子供もいます。 だけど、気持ちでは、「亀」に触れ合っているのだそうです。 これを専門学的に、『周辺的な参加』というそうです。 そんあ中ではるちゃんが意を決して、カメに人参をあげようとしているのですが、怖くてできない。理由を尋ねると、 「(亀の)おくちがこわい・・・。食べられそうで怖い。」と。 4歳になると具体的に言葉を使って気持ちを伝えられるのですね。 それだけでも成長の証ですが、はるちゃんの気持ちを聞いたゆうなちゃんから、 「(エサを口元に)落としたらたべるよ」と教えてもらいます。 アドバイス通り実践し、はるちゃんは、「お友達に教えてもらった」と喜んでました。 群れで育ち、学べる機会は大切ですね。

場面4:想像の世界は・・・

誰でも、なんでもかんでも「3月生まれ」と答えるさいと君。 大人の世界では、虚偽に当たりますね。 これは、子供の想像の世界とものづくりやお話作りが繋がっているのでは、とさいと君のご両親がコメントされています。 頭の中での思考や気持ちを言葉にだしたり、物作りや文字に起こしたり、芸術の世界が盛り上がってくるのが4歳児ならではかもしれません。

場面5:アイデアを出せる4歳児

10人の子供たちが集まり、園の名前を決めようという企画がでました。 すると子供たちから出たのは、「おはな」「さくら」「たけのこ」「ダイヤル」「ハート」というもの。 1つにまとめるために最終的に、「ダイヤル」と「ハート」が候補に。

さて話し合いの結果、さいと君が出したアイデアは、 「ハートバダイヤル幼稚園はどう?」というもの。 それでも納得できない子供がいるので、全員の意見を大事にして、 「ハートダイヤルロボット園」に意見がまとまりました。 自由な発想に、お互いの気持ちを考え、意見交換ができる4歳児、すごいです。

場面6:ケンカをしても歩み寄れる4歳児

些細なことで衝突したゆりちゃんとあおいちゃん。 人形の貸し借りをどうするか、ともめていると仲裁にはいったのがせいらちゃん。 お互いの人形を交換できるように調整し、涙なく解決したのでした。

3歳児では、自己主張の強い時期もあり、大人が仲介しないとおもちゃの貸し借りが出来ない場面が多くあると思いますが、4歳児では、自己主張しつつも交渉や調整できる力を持つようになるんですね。

場面7:気逸らし行動する4歳児

子どもたちに大きなショートケーキを持ってきた先生。 意地悪なことに、先生がお部屋に戻るまで食べないで!と言われてしまいます。 そんな時、子供たちはどんな行動にでるのか? なぞですが、みんなでかくれんぼしたり、なぞなぞを出し合って遊んでいるのです。 この行動こそが、『気逸らし行動』

専門家に言わせると、ガマンする時の戦略をどれだけ持っているか、だそうです。

10人いる子供に11個のショートケーキを分けるという難題

この場面だと、とにかくケーキから気持ちを逸らして、距離をとって行動をしている子供たち。 だけど、最終的には、ガマンしきれず、ケーキをペロっと舐めた?子供がいました。 あれ?と思う行動でも、それぞれも子供たちの心理が描かれている行動です。 おまけにケーキの話題は続き、10人いる子供に11個のケーキを分けるという難題が出ます。

さて、残った1個のケーキをどのようにして分けて解決したのか? 残ったケーキを欲しいと主張した子供たちに、それぞれ「イチゴ」「クリーム」「スポンジ」に分けてほしい部分を分けるという解決手段でした。

大人だとじゃんけんしたり、ホールケーキを始めから10人分でカットすればいいじゃないか、という現実的な意見がでそうですが、柔軟な発想ができる4歳児。お見事です!

10人の子供を5人ずつの2チームに編成でおうちを作る

最後に、先生のおうちを作って欲しいという課題に取り組む子供たち。 10人の子供を5人ずつの2チームに編成されているのですが、まだまだ4歳児。 独自の世界観でそれぞれお思いのままに個性豊かな家が完成していました。

不思議なセキュリティー強化のおうちや女性の先生に配慮した洗面台つきのおうち。 チームが1つとなって、家を完成するという作業はありませんでしたが、お互いのイメージを共有し始めているのが4歳児だそうです。

 個人から集団という輪に入りながらも、自己主張はする4歳児

幼児期の中間に位置する4歳児。 3歳までの時期に比べるともう、立派な社会の一員となろうとしています。 個人から集団という輪に入りながらも、自己主張はする4歳児。

だけど、相手の気持ちも理解でき、協調性や思いやりがぐっと成長する時期でもあります。 うちの子、大丈夫かな? 幼稚園や保育園でどうしているのかな?と心配な気持ちになる時、4歳児ってどんなレベルなんだろう?と確かめたい時など、とっても参考になる番組です。 再放送されるといいな。

こどもの日の過ごし方は何をする?陣羽織・鎧かぶとで一生の思い出に!

雨の日の子供とお出かけなら『kids US.LAND』室内遊園地で楽しもう!GW子供の日は穴場?

こどもの日だからこそ子供が主役!わがまま完全制覇のイベント