鹿塩温泉塩湯荘は南アルプスの不思議な秘湯!?アクセスは?おすすめする 3 つの理由【長野県下伊那】

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はじめに

これから紹介するのは、長野県にある温泉宿「塩湯荘(しおゆそう)」です。2018年5月に2人で宿泊しました。宿泊料金は1人10,800円+入湯税150円でした。

「塩湯荘」の基本情報

宿名:鹿塩温泉 塩湯荘(しおゆそう)
住所:長野県下伊那郡大鹿村鹿塩633
電話:0265-39-2316

アクセス

「塩湯荘」は長野県下伊那郡大鹿村にあります。南アルプスの西側に位置する大鹿村へは、中央自動車道松川インターから県道岩洞線で山を越えて向かいます。

国道152号線を少し離れた場所の川沿いに、ひっそりとたたずむ宿になります。電車やバスを乗り継いで向かった場合は、最寄りのバス停まで送迎にでてくれるようです。

『塩湯荘』の場所

「塩湯荘」をおすすめする理由


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おすすめする理由 1.景観

まずひとつ目は、ロケーションと建物のたたずまいです。塩湯荘は塩川という川沿いに建っています。道路から川を挟んで、橋を越えた先に古めかしい建物があるさまが、非常にノスタルジックです。

周囲は山に囲まれていて、都会の喧騒も町明かりも一切届きません。また、建物は歴史を感じさせる美しい日本家屋で、見ているだけで心が安らぎます。

おすすめする理由 2.温泉

ふたつ目は温泉です。塩鹿温泉は山奥にありながら塩辛い、ちょっと不思議な温泉です。この土地は古くから、山なのに塩が取れ、川の水にも塩分が含まれているそうです。温泉の成分は海水に匹敵する塩分量で、しかしマグネシウムなどのにがり成分は少なく、べたつきがないとのこと。

実際に入ってみると、確かにさらっとしていて、とてもいいお湯でした。塩分濃度のせいか、長く使っていると顔が少しヒリヒリするほどでした。出てからもずっと体がポカポカしていて気持ちがよかったです。

おすすめする理由 3.磁場

大鹿村が中央構造線の真上に位置していることです。その影響でこの地域はゼロ磁場といわれる、地磁気がゼロになる場所になっているそうです。電化製品から出る電磁波が人体に悪い影響を与えることが近年分かってきました。

同様に、地球上のほとんどの地域では人体は地磁気の影響を受けている、とされています。その影響が全くなくなるのがゼロ磁場です。ゼロ磁場が体にいいのかどうかは、多分証明されていないと思いますが、塩湯荘に宿泊した実感としては、すごく気分がよくて、とってもよく眠れました。もしかしたら気のせいかも知れないんですが、滞在中ずっと体が軽く、頭が空に引っ張られている感じがしていました。

 

 

「塩湯荘」の食事

川魚や山菜など、山の幸をたっぷりいただけます。仕入れ状況によって内容は変わるそうですが、その日の主なメニューは、イワナの塩焼き、鯉の洗い、鯉こく、猪肉、山菜の天ぷらなど、盛りだくさんでした。

どれも特別においしくて、大満足でした。鯉を食べたのはこの時が初めてだったのですが、全く臭みがなく、おいしかったです。

「塩湯荘」のおもてなし


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家族経営の小さな宿ですので、アットホームな雰囲気で、温かく迎えていただきました。民宿ではないのですが、トイレは共同で、古い建物なので防音はよくありません。

ここは好みの分かれるところになると思いますが、田舎のおばあちゃんち感があり居心地がよかったです。浴衣やアメニティグッズなどは最低限で、余計なものはありません。ここも好みが分かれそうですね。個人的には、山奥に泊っている実感が更に深まり、何もないことが逆に良いことに思えました。

その日は運悪く大雨が降っており、峠越えに時間がかかって宿への到着が予定よりも遅れてしまいました。宿に入ると宿の方がすぐに出てきて、タオルを貸してくれたり、道中の疲れを心配してくれたり、色々と気遣ってくださいました。

到着した瞬間から、滞在の全てがとても良い思い出になりました。部屋に用意されていたお茶菓子の塩最中は、大鹿村の塩を使った最中です。甘味が抑えられていて、さっぱりした、いくらでも食べたくなってしまう逸品でした。お土産にたくさん買って帰りました。

「塩湯荘」に連れて行った家族の感想


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同行していた妻も大変満足していました。妻は旅行に行くと、周囲の物音が気になって眠れないことが多いのですが、その宿では珍しくぐっすり眠っていて、翌朝は早くから気分爽快で目覚めていました。

食事も、宿の方の対応も、全てに満足していて、住みたい、とさえ言っていました。この宿はたどり着くのも一苦労の山奥にあるので、周辺にはほとんど何もありません。何もないのがいいところです。

宿から車で15分程度の場所に、ちょっと有名なゼロ磁場スポットがあります。その場所にも、やっぱり何もありません。何もない、何の変哲もない坂道を歩いていくと、フワリと何かを感じるポイントがあり、多分そこが完全なゼロ磁場の地点だと思われます。

本当に何もない場所ですが、無性に居心地がよくて、何往復も歩いてしまいました。不思議スポットです。宿も含めて、この周辺は本当に心身が気持ちいいです。信じるかどうかはあなた次第ですが、是非とも体験してもらいたいと思います。

さいごに

大鹿村にはふたつの不思議があります。ひとつは山なのに塩が取れる事。どうして塩が取れるのか、はっきり分かっていないそうです。この塩は村の特産品として、そのまま、また加工品として様々なものが売られています。

ふたつ目は前述のゼロ磁場です。そんな大鹿村にある温泉宿「塩湯荘」。おいしい料理とあたたかいおもてなし、そして不思議な塩の温泉を楽しめるこの宿を、おすすめの宿として紹介しました。ちょっと行きにくい場所ですが、みなさん是非行ってみてください。