やわたんまち/八幡宮例大祭2019年の日程と交通規制・見どころ・歴史を紹介

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千葉県無形民俗文化財!安房国司祭鶴谷八幡宮例大祭「やわたんまち」

お祭りは、主に館山市街地で行われます。館山市は房総半島の最南端に位置しており、年間を通して温暖な気候になります。お祭りが行われる頃は初秋のころで気候としても少し暑いぐらいか、過ごしやすい季節です。

メイン会場を「鶴ケ谷八幡宮」として、神輿がでる神社、山車が出る神社、神輿が集まる神社、山車が集まる神社、そして、フィナーレを迎える北条海岸などがあります。鶴ケ谷八幡宮は館山駅から徒歩 15 分くらいの場所にあります。


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2019年開催日程と基本情報

2日間のお祭り

開催時期:2019年 9 月中旬
会場:鶴ケ谷八幡宮

地元では、「やわたんまち」として親しまれており、毎年、9 月中旬に行われています。以前は、9 月の敬老の日を挟んで 3 日間の開催となっていたのですが、9 月 14 日・15 日の 2 日間となり、最近では、9 月の中旬の連休に行われることが多くなりました。

2 日間のお祭りは、大勢の人で賑わいます。大体が千葉県の袖ケ浦や木更津で行われる氣志團万博と日にちが重なるのですが、東京湾アクアラインと渡って南下して館山まで来ると「やわたんまち」に来れます。

館山市内の道はお祭りの期間混雑しますので、交通規制なども行われるので避けて通れば問題はありません。「やわたんまち」の開催場所は市内転々とあります。

歴史

安房国司祭の歴史は 1000 年以上にもなります。平安時代の末期、諸国で六所宮を同じ神社の境内に祀って国司の重要神事として六所祭を行うようになりました。

安房国では、安房、洲宮、下立松原、手力雄、山宮、山荻、莫越山、木幡の八神社の分霊を祠り六所宮と称し、総社に祠って六所祭を行うようになりました。これが安房国司祭につながっているといわれています。

その後北条地区の山車とお船などが加わり、昭和の初めのころには現在の様な盛大なお祭りになったといわれています。

鑑賞場所

メインとなる鶴ケ谷八幡宮がお勧めです。混雑はしますが着御還御するときの勇壮なモミサシを見ることができます。山車とお船の入祭もメインとなる鶴ケ谷八幡宮がお勧めです。その他時間に余裕があるならば夜にかけての館山駅西口の年番渡しもお勧めです。

アクセス

住所:千葉県館山市八幡68

・車:東京から東京湾アクアラインと館山自動車道を利用して 約 2 時間半
・高速バス:東京駅、バスタ新宿、横浜駅、千葉駅から出発。
・電車:東京から特急「京葉線」と「内房線」で「さざなみ号」が運行
・フェリー:東京湾フェリーが「久里浜」と「金谷」の間を運航しており、金谷からは車なら館山自動車道、電車でなら内房線で館山まで来れます。本数が少ないので時刻表は要確認です。

混雑状況・交通規制

お祭りの期間は館山市内混雑します。お祭りに伴って市内交通規制が敷かれますので、事前確認をして向かうことをお勧めします。

見どころ


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「やわたんまち」の見所はお神輿の練り歩き、山車の曳きまわし、山車の鶴ケ谷八幡宮への宮入、鶴ケ谷八幡宮でのお神輿のモミサシ、そしてフィナーレの年番渡しです。

お祭り 1 日目

お神輿の練り歩きと、山車の神明神社の集合、新宿神明神社の夜の街です。お神輿は全部で 11 基が出祭します。

それぞれ安房神社、鶴ケ谷八幡宮、洲宮神社、下立松原神社、手力雄神社、山宮神社、山萩神社、莫越山神社、木幡神社、高皇産霊(たかみむすび)神社、子安神社です。担ぎ手の人たちは白装束にその神社の地域の色の鉢巻を掛けて練り歩きます。街中でもモミやサシが見られるのですが、鶴ケ谷八幡宮に着御したときと宮出ししたときのもみ合いがとても見ごたえがあります。

お神輿はどれもきれいでスタイルが良く、彫刻家で有名な後藤義光の彫刻も多く見られます。山車とお船は南町、六軒町、三軒町、神明町、新宿が出祭します。初日は町内を廻った後に北条神明神社に入祭します。

夜は新宿神明神社に入祭し、南町の交差点で集合し、そこで解散して町内に戻ります。町内に戻ってからはそれぞれの神社で祭り囃子を夜中まで叩きます。

お祭り 2 日目

「やわたんまち」の事を「ほんまち」といいます。まず山車とお船の合同曳きまわしが各町内で行われます。それぞれ町内を廻った後は鶴ケ谷八幡宮に入祭します。この時の山車とお船の祭典がとても勇壮です。鶴ケ谷八幡宮の一の鳥居から二の鳥居、本殿前まで一気に駆け上がってくるときの気迫は凄いものがあります。

全部の山車とお船が入祭した後に境内に勢ぞろいして人形と飾りを上げますが、これらが綺麗です

山車とお船がしばらく境内にいるのですが祭典を終えた後にお神輿が還御し始めます。安房神社のお神輿から始まるのですが、お神輿 1 基の時間が 30 分くらいかかります。全部のお神輿が還御するまでかなりの時間がかかり 17 時に始まるのですが、終わるのが 21 時くらいになります。

お神輿を見たい人は境内に残っているのですが、山車とお船を追っかける人は館山駅西口に向かいます。晴れていれば綺麗な夕富士が見える館山駅西口で年番渡しが行われます。

年番とは一切の山車とお船の曳き廻しを取り仕切る権限なのですが、その年番を翌年の町内に引き渡す儀式みたいなものです。太鼓の叩き合いが勇壮に執り行われ祭りを名残惜しく思い、なかなかお囃子が止みません。

余談ですがこの「やわたんまち」にお神輿を出祭している莫越山神社は日本でも 4 か所(出雲大社、伊勢神宮、岡崎八幡宮、莫越山神社)しか許されていないお神酒を神社で作っています。このニュースは毎年新聞で取り上げられています。

撮影スポット

撮影スポットはお神輿なら鶴ケ谷八幡宮、山車とお船は鶴ケ谷八幡宮、北条神明神社、新宿神明神社、南町交差点、館山駅西口です。
それぞれのお神輿の出祭や山車とお船の出祭する神社にストーリー性があるので、もし一つ一つのお神輿や山車、お船に興味があるのならば、付きっ切りで取材をしてみるのもいいかもしれません。

体験できること

このお祭りで体験できることですが、山車の曳きまわしが公募で体験できます。地元紙の房日新聞や商工会議所のパンフレットなどで応募します。

町内の山車の曳きまわしはゆっくりなので参加してもそれほど緊張感はありません。法被などは地元では結構高額なものでそろえるのも大変ですが、この公募の山車曳きの参加では法被など入りません。
もし気分に浸りたいのであれば自分でその町内の名前を白いシャツなどに書いている人もいます。館山に移住してきた人などは町内の会合などに参加してお祭りに参加している人も見かけます。

こういう人たちは法被などをそろえて参加するので地元の人と区別がつきません。山車の曳きまわしや、神輿の担ぎ手になる人が多いです。

出店・屋台


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出店や屋台などは鶴ケ谷八幡宮に集まってお店を開いています。その他エリアではほとんど出店や屋台は出ていません。鶴ケ谷八幡宮の参道に沿って展開しています。

さいごに

どこのお祭りでもそうですが、そのお祭り独特の地元の習わしというものがあります。それを尊重するべきですので、自分勝手な参加などはお勧めしませんしトラブルのもととなります。お酒を飲んで気が荒くなっている人もいるので祭りの雰囲気を感じながら楽しむのがお勧めです。

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